鉄道業界
鉄道は我々一般市民の生活にとってなくてはならないものであり、欠くことの
できない重要な社会基盤です。業界規模の拡大縮小はあるものの業界自体は、
なくなることはないでしょう。
国鉄がJRに民営化されてから私鉄各社と競争が激しくなり、各社による利用客
の激しい争奪戦が激化されていますが、左団扇のJR3社と地方の私鉄の業績の
差は余りにも大きいようです。
鉄道業界は人口の減少や都市回帰などの社会的な影響もあり、旅客数は伸び悩ん
でいて、歯止めが効かないという経営課題を抱えています。
私鉄各社の努力としてはダイヤ改正や特急や急行の増発などにより利便性を高め、
利用客を増やすというものがあるが、こうした努力がいきすぎてしまったことで、
JR福知山線脱線事故が発生してしまうということにもつながりました。
量的な拡大が見込めない鉄道業界に求められるのは質の部分ですが、利用者の
生命を守るという最低限の安全性を確保することは当然なので各社とも安全関連
の設備投資を大幅に増やす予定であるといいます。
利用客の減少を受けて鉄道事業以外のいわゆる「駅ナカ」ビジネスが今後の安定
経営には欠かせないものになっていくことが明らかなので、駅スペースをうまく
利用しての生活サービスの提供や「スイカ」などの電子マナーサービスを本格化
させていく必要がありそうです。
鉄道のみならず、こうした鉄道以外の競争も激化しているため、いかに利用者に
選ばれるサービスの向上を目指した営業展開ができるかがポイントでしょう。