デパート(百貨店)業界
デパート業界は、以前の賑わいどこへやら、2005年まで8年連続で売上が
前年割れしていましたが、ここへきてわずかながら回復の兆しもでてきています。
高島屋、三越、大丸、伊勢丹など馴染みの深い大手デパートといえど、明日は
どうなるかわからないギリギリの状態がつづいているのは確かで、デパート業界
内での顧客争奪戦はもとより、他業界の小売店の進出にも頭を悩ませています。
各種量販店の拡大で価格では勝負できず、商品の多様性、専門性もそれに特化
した専門ショップには見劣りするのがデパート業界の現状です。
このような状況で以前は取り込めていた買い物客が他に流れてしまっており
駅前のデパート、地方のデパートは経営が困難になっていることが多く、大手の
デパートのみがブランドの力で何とか踏みとどまっているようです。
デパート業界はこうした厳しい状況のなかで多くのデパートでは店舗の統合や
改装、商品構成の見直しをはかられており、店舗の独自性を求められています。
最近では西武百貨店とそごうが経営統合されたり、伊勢丹が売上依存の高い
衣料品に特化した独自の戦略(MD戦略)でファッション部門を確立したこと
など生き残りのために今後も大きな変化が起こりそうです。