ドラッグストア業界
ドラッグストア業界は2大勢力であるマツモトキヨシとイオンを中心に激しい
勢力争いを繰り広げており、2大勢力に続くチェーンも業務提携グループ化に
より規模を拡大するなど再編の動きが活発している状況です。
ドラッグストアの売上高と店舗数は急速に拡大しており、ドラッグストア業界
のみならず、品揃えの部分で重なるところがあるスーパーやコンビニといった
異なる業界とのあいだにも熾烈な争いが繰り広げられています。
ドラッグストアの業界を牽引する大手各社は、全国展開、大型化を急いでおり
大手による寡占化が進んでいます。
ドラッグストアは本来の医療品の販売が好調なうえ、加工食品の品揃えもよく
なってきており、業界内での価格破壊の影響もあるせいか、値段が安く、従来
コンビニが担ってきた役割まで果たそうとしています。
対するコンビニ業界においても一部医薬品の取り扱いが可能になったことを
受けて医薬品の販売を開始するなどドラッグストアとコンビニエンスストアの
間にますます垣根がなくなっている状況はコンビニエンスストア業界にも多大
な影響を与えています。
今後5年以内には市場規模が10兆円にまで急成長を続けるといわれている
ドラッグストア業界に対して、頭打ち感がただようスーパーやコンビニエンス
ストア業界がどう対応するか、小売市場の覇権を狙っての争いが今後ますます
注目されるところです。