ゴム・タイヤ業界
ゴム業界は大きく分けるとゴムの素材を提供するメーカーと生活用品や工業用品
を扱うゴム製品メーカー、そしてタイヤを中心とした自動車関連を扱うメーカーの3つ
にわかれます。
ゴム製品の大半はタイヤなのですが、自動車産業の好調さと連動して生産、出荷
ともに前年を上回る業績を見せており、国内1位のブリヂストンはミシュランにも肉薄
する勢いです。
タイヤの需要が自動車産業と連動していることを考えると国内市場はほぼ飽和して
いる状況であるため次のゴム(タイヤ)市場は自動車需要が急速に拡大している
中国とインドであり、アジアを中心にした販売戦略が覇権争いの重要なファクターと
なります。
ただ、今後は天然ゴムなどの原材料が高騰しているため大きな収益の増加になり
にくいと予想されます。
ゴム・タイヤ業界においても将来的にただ利益のみを追求するだけでなく環境問題
にも配慮した成長を考えていかねばなりません。
というのもゴム・タイヤ業界に突きつけられている環境課題の一つに廃タイヤ問題が
あり、世界有数の技術をもつ日本のメーカーとしては実現可能な廃タイヤのリサイクル
技術の研究・開発を通じて世界に貢献する使命を担わなければなりません。
海外進出に向けてどれだけ環境や燃費に配慮した高性能なタイヤが開発できるか
が今後の重要な焦点になってくるはずです。