外食産業
外食業界は30兆円市場と巨大でその種類もファーストフードから居酒屋や喫茶店
ファミリーレストランなど多彩であることが特徴です。
高度経済成長期には核家族や単身世帯の増加もあり、外食業界は拡大を続けて
これたものの、現在はすでに成熟期を迎えつつあり新たな戦略が求められています。
30兆円の市場規模(外食+中食)の推移を見てみると、徐々に中食(弁当・惣菜)
の割合が増えてきていることがあり、料理を作らない主に単身者世帯を中心に弁当
や惣菜の手軽さ、外食に比べて値段が安いことが人気になっている原因であると
考えられます。
外食に限っていえば、連続して売上が前年割りすることが続き低価格戦略でテコ
入れを図った企業がある反面、高級レストランなど高単価で勝負するところもあり
厳しい外食業界を反映して各社ともさまざまな戦略を模索しています。
また、近年の外食業界のみならず、「食」に関連した業界にとって大きな痛手だった
BSE問題なども重なり、食の安全性が揺らいだことによる客の遠のき、食材調達
ルートの変更を余儀なくされるなど試練が続いています。
今後は業績の安定を狙い、外食業界内での買収や合併、資本提携の動きも激しく
なるはずで、多業種展開する企業もでてくると考えられるなど外食企業の危機感は
非常に強いといえます。