消費者金融業界
消費者金融は手軽にお金を借りられる利便性やさわやかな印象のCMの効果も
あって、近年急速に成長した業界ではありますが、ここへきて法律の網目を
ぬった限りなくグレーな金利と強引な取立てが問題となっており、厳しい監視
の目が注がれている状態で今後が大いに不安視されています。
消費者金融は無担保であるためそのリスクに見合う金利を要求されます。
個人を対象に融資を行う消費者金融は無人のATMやコンビニとの提携などに
より、一般市民に身近な存在となったため、ここ数年で利用者数を増やして
いましたが、その裏側では年率40〜50%ともいわれる金利設定によって多重
責務者や自己破産者を急増させる原因となりました。
消費者金融の業界としてはアイフル、アコム、プロミス、武富士の大手4社が
他を大きく離しているのが現状で、中小や零細企業の消費者金融は淘汰され
業界自体の企業数は年々減少しているといいます。
消費者金融業界が急速に業績を拡大したこともあり、都市銀行や信販会社など
いわゆるお堅い金融機関なども統合・資本提携などを通じて業界に参入して
きていますが、度重なる業界の不祥事などが原因で法規制が今後予想される
ため今後の収益に悪化につながることが大いに考えられます。
■ 規制強化に揺れる消費者金融業界
金利の上限は出資法(年29.2%)と利息制限法(年15〜20%)で異なり
それぞれの上限の間での貸付を行っていた各社に対して、司法のメスが現在
はいっているところで、今後はグレーゾーンの撤廃と上限金利の引き下げが、
確実視されています。