映像(映画)
近年の映画業界は邦画に秀作が多く、以前の冬の時代に比べて邦画の業績は
上向いていますが、ヒット作頼りの構図は変わっていません。
また有料無料を問わず、インターネットによる映像コンテンツの配信事業が
急速に拡大しています。
日本の映画業界は映画会社でいうと東宝が松竹、東映を抑えて一人勝ち状態
が続いているのが現状です。
東宝は、自らの強みである巨大な興行網に、外部からの持ち込み企画を映画化
したものを配給していくという方法をメインに移行しており、自らが発起人と
なって映画を撮るという機会はそれほど多くはない様子です。
映画制作に関して、テレビドラマの映画化やマンガ原作の持込企画が多くなって
いるため映画会社の発言力が弱くなっていること受けて松竹や角川映画が独自の
ファンドを設立して主導権を取り戻す動きもあります。
映画興行に目を向けるとシネマコンプレックスの増加が顕著でスクリーン数は
年々増加している状況ですが、大作に依存する営業形態をとっているために、
本当に良い作品が埋もれてしまう弊害も指摘されています。
最近はインターネットの普及に伴い、ネット上で映像を配信する市場が急速に
拡大を続けている状態で、この流れは今後ますます加速していくことが予想され
ています。
■ 映画業界の今後の焦点
邦画や世界的に評価の高いアニメに対して、日本政府が有望産業として支援
してくれるなど映画業界を取り巻く環境は変わりつつあります。
最近は映画の興行収入以外にも映画作品のDVDソフト販売が好調で右肩上がり
で収益を伸ばしている状態です。
今後は権利処理のために海賊版や違法コピーなどに対する対策が課題となります。