航空業界
日本の航空業界はJAL、ANAの2強体制ですが、業界自体に問題が山積み
しており、今後の構造改革が航空業界の浮沈を握ると予想されます。
世界的な航空業界の流れとしては90年代から格安航空会社が目立ちはじめ、
航空自由化によるコスト削減による競争激化を受け、再編が始まっていました
が、2001年に起こったアメリカ同時多発テロ事件によって、航空業界全体の
経営が悪化したため多くの大手航空会社が経営破綻もしくはそれに近い状況に
陥ったため、現在も経営統合や提携など再編に拍車がかかっています。
日本とて例外ではなく、航空自由化による参入組は軒並み苦戦しており、ここ
最近の原油価格の上昇による燃料などのコスト増大や安全トラブルにより利用
客が低迷するなど厳しい営業が続いています。
また、新幹線との価格競争に陥るなど圧倒的不利な競争にさらされている状況
にあって前途は決して明るいとはいえません。
現在、航空業界全体の悩みの種としては空港問題が挙げられ、【狭い・高い・不便】
と三要素揃った日本の空港はハブ空港とは程遠い現状にあり、国際線の中心地
にはなりがたく、また首都圏を中心にした航空需要を満たしているとはいえません。
国際化に向けて規制緩和をして滑走路を増やして国際便の発着枠を増やすことを
考えなければならない事態になってきています。