工作機械・ロボット業界
工作機械は海外輸出を中心に各社増益を続けており、日本の工作機械業界の
生産高は1982年から連続して世界一をキープしています。
現在、工作機械はあらゆる産業の基盤を支えるもので現存するすべて
の機械は、いずれもどこかの工作機械から 生み出されています。
日本の工作機械・ロボット業界がここまで発展するきっかけとなったのは日本の
工作機械メーカーであるファナックがNC(数値制御)を開発したことにはじまり、
日本の高度経済成長の際に、自動車関連産業や家電産業と連動して成長できた
ことが大きな理由であるといわれています。
注意:NC(Numerical control)は、行なう動作を数値情報で指令する制御方式の
ことです。工作機械は絶対位置精度を重視しますが数値制御はそれを実現
するために考案された制御手法です。
工作機械業界は大手も含めてオーナー企業がひしめいており、合併などの動きが
少ないことが特徴としてあげられます。
製造業の設備投資に対する動向によって工作機械の受注件数が左右されるため、
波がありますが、現在は自動車関連の設備投資が好調なため工作機械業界も
好調を保っています。
日本の工作機械・ロボットの技術力は世界でもトップクラスであり、アジアを中心に
自動車産業と連動して今後も成長が見込めます。
今後は顧客の納期短縮の要求にこたえるためにさらなる生産効率の追求や効率化
に取り組んでいく必要があり、新興市場の開拓も収益拡大のカギになりそうです。