ビルゲイツの面接試験とは!?
「ビル・ゲイツの面接試験−富士山をどう動かしますか」
あなたはこの本をご存知だろうか?
この本は世界一のお金持ちビル・ゲイツのマイクロソフト社が行うユニークな
採用面接で、実際に質問された難問・奇問をまとめたものである。
「マイクロソフトなんていかないから関係ないよ」
「文系の人間だから、理系の会社の採用面接を知ったところで意味ないよ」
そんな風に思った人もどうか最後まで目を通してほしい。
企業にとって頭の切れる優秀な人材というのは喉から手が出るほどほしいものだ。
採用希望者が果たして会社の求める頭の切れる人間かどうかを見極めるためには
その人間の能力や適性をじっくり見極められる採用試験を課さねばならない。
マイクロソフト社も他の企業と同様、優秀な人間は欲しいわけだが、ただ優秀な
だけでなく、マイクロソフト社が求める能力と適性をもった人材が欲しいわけで、
それはマイクロソフト社が新人の採用面接で一番重視している
「raw intelligence」、直訳すれば、「生(なま)の知性」の所有者
を求めるということに現われている。
このマイクロソフト社が求める「生の知性」というのは、
「新しい知識をすばやく見に付け、それを応用して難しい問題を解決する知性」
のことであり、この「生の知性」を見極めるために、面接官は本のタイトルの
「あなたなら富士山をどう動かしますか」というような、簡単な解答が無い問題
をあえて出すことにより、その人物の頭の柔かさや創造力、着眼点を測るそうだ。
「企業が求める理想像」を見極める。こうしたある意味で理想の人材採用のひとつ
方法が、この「ビル・ゲイツの面接試験」では明らかにされたのである。
重要なのはこの本に影響をうけたかどうかは、定かではないが、日本の企業にも
今までの紋切り型の採用試験、面接と異なり、採用希望者の発想力や論理的思考
を測る質問をされる機会が多くなったということである。
インターネットや就職対策の書籍が多数出版されたことにより、就職に関しても
マニュアル化がすすみ、予測した質問に対して事前に用意した回答で答えると
いうことが増えたための対策ということもできるが、ビジネスの現場で通用する
のがマニュアルではなく、自分の知識や経験を元に問題を推論して答えを導く
力を企業が重要視するようになったということでしょう。
ネットを見ても、本を読んでもどこにも答えがない問題、自分の頭で考えるしか
ない問題をだして、学生のオリジナルの部分を引き出そうとする企業の努力とも
言い換えることができるかもしれません。
頭のやわらかい人材探しにやっと着手しだした日本企業ですが、まだまだ頭の
硬い企業があるのも事実。ビル・ゲイツの面接試験をよんで頭のトレーニング
をしておけば咄嗟自体にも対応できるようになるので訓練しておこう。