フリーターからの就職を成功させるには?
「60代以上の人材を起用することにはそれほど抵抗はないが、フリーターを採用
することはない」
先日新聞でチラッと読んだ文章を抜粋してみました。「就職したことが一度もない」
「フリーター暦が10年」という人も珍しくはなくなってきていますが、それでもやはり
30歳を目前にすると焦りが出てくるのが人間の心理です
「フリーターしかやったことがないけど何とか正社員になりたい!」そんな風に思って
いる人はきっとたくさんいるのではないでしょうか?
ほとんどの企業は、アルバイトやパートの存在なしではやっていけない経営をして
いるにも関わらず、いざアルバイトやパートが働きぶりを評価して社員にしてくれと
訴えたところで、「アルバイト経験はキャリアとして認めない」と返答してきます。
フリーター暦が長ければ長いほど就職活動ではハンデになるのは間違いなく、実際
多くの正社員希望のフリーターが採用試験の面接で
「なんでそんなずっとフリーターをやっていたのか?」
と質問されて、辛い思いをするのはお約束になっている感があります。人を見下した
ような面接をする企業もあるなかで、どれだけ面接官に自分をアピールして自分が
やれる人間であるかを証明する必要がフリーターから正社員になるためには必要に
なってきます。
■ フリーターの問題点
企業がフリーターを嫌う原因として以下のようなことがあります。
・業務に必要なスキルがない
・キャリアがないのに年齢が高い
・社会人としてのビジネスマナーが身についていない
以上のような心配がフリーターには常に付きまとうため、できるだけ業務に使える
だけのスキルがあること、ただ漠然とアルバイトをやっていたのではないということ
を多少のハッタリをかましてでもアピールする必要があります。
もちろんまるっきりウソを書くのはNGですが、社員として通用するスキルをもって
いることをアピールしてください。現実問題、社員といったところでアルバイトに毛が
生えた程度の知識やスキルで威張っていることもありますので。
フリーター時代に得たものを上手く面接の時に伝え切ることができるかが最大の
ポイントになること、そしてなぜフリーターをしていたのかも明確に説明できること
も同じくらい重要です。
「就職したくなかったからフリーターだった」というのは一発アウト。「やりたいことが
あったから、あえてフリーターをしていた」、「アルバイト先で正社員を進められたこと
もあったがそのときは夢を選んだ」という感じがいいのではないでしょうか。
■ ビジネスマナーは大丈夫か?
フリーターの問題点の3番目に上げた「社会人としてのビジネスマナー」という点に
不安を覚える人もいます。敬語がうまく話せないということを気にしている人が多い
のですが、意外に盲点になっているのが履歴書の書き方です。
例えば、サイズの合っていないか写真を貼っている、誤字脱字が多く字が揃って
いない、宛名を(株)など省略して書いている、という敬語以前にできていないこと
があります。
また、面接時の身だしなみや挨拶など清潔感のあるさわやかな印象を与えるように
気を配っていますか?
気をつければできる最低限のことをまずはしっかりやっておくことが大切です。
「今日この日のために、あなたはどんな準備をしてきましたか?」
この質問にどう答えるかで、真剣な覚悟で面接に臨んでいるがどうかがわかり、
そしてその人が優秀かどうか一発で見分けることができる魔法の質問だと有名な
経営コンサルタントである神田昌典氏は述べています。