正社員は社畜になるのか?
つい最近まで、かなりテレビやマスコミに取り上げられて話題になっていたホワイト
カラーエグゼンプションですが最近はあまりその言葉を聞かないよう思います。
そんななか本屋で立ち読みしたのがこの本です
→『本日より「時間外・退職金」なし―日本マクドナルドに見るサラリーマン社会の崩壊』
日本的経営からアメリカ式の経営になったマクドナルドを参考にこれからの日本の
サラリーマンに待ち受けているであろう労働環境の変化を指し示しています。
グローバル化が進み競争が激化する世界経済において日本経済もホワイトカラー
エグゼンプションや、定年制廃止を取り入れないと生き残れないということが書いて
あり、それはすなわち低賃金で長時間働く単なる”ワーカー”を大量創出することに
なることが書かれてあります。
ワーカーとはまだいい言葉で要するに『社畜』ですね。人材まで使い捨ての時代が
来ているということです。
最近はドラマでも正社員と派遣・契約社員の違いや待遇差別なんかもやってい
ましたがこれからはそんな身分の違いで勝ち組、負け組と言っている場合では
ないということです。
給料がどうとか、労働時間がどうとか、福利厚生がどうなんていうことを気にしている
場合ではないんですね。「働いたら負け」そんな感じすらしてきます。
正社員は安定しているというのは妄想にすぎないわけです。
アメリカではトップ500社(日本でいうと一部上場企業のような感じかな)の経営陣と
トップ500社の労働者の賃金は平均して400倍の開きがあるそうです。
労働者の年収が約425万円に対して経営陣の平均年収が約17億円とのことです。
日本ではまだこれほど年収に差があるわけではありませんが、出来る人間と出来ない
人間とではここまで差が開く実例がすでにあるのです。
今回紹介した本の内容については日本マクドナルドだけの出来事では無く、今後は
間違いなく日本の全ての企業とその従業員に影響を及ぼすものです。
本当に就職するのか、サラリーマンになるのかを自分に問うのはもちろんですが、
就職するのであれば腹を括らないとやっていけない時代になるでしょうね。