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会社に人生を預けてしまうというリスク

ミートホープの食品偽装事件では、お金に目がくらんだ企業の実態、ワンマン
社長の危険性など色々な問題が明るみになりましたが、会社のいいなりになる
しかない従業員の弱さもあぶりだされたように感じます。


食品会社では、産地を偽ったり、成分表示を偽ることはよくあるそうで、なんで、
そうするかというと単純に儲かるからなんだそうです。

廃棄処分にしなければならないものを形を変えて売り出すことでお金になると
わかれば、ゴミがお金に換わるわけですから利益が出ておいしいですよね。


偽装に関わるこうした企業や現場で働く従業員には当然「違法行為」という認識は
あると思います。倫理的に問題があるのは明らかですし、過去にもこうした食品を
偽装した事件は世間をにぎわせていたわけですから。


元・従業員によって内部告発されるまで、なぜ「違法行為」という認識、恥ずべき行為
をしているという認識はあっても会社のいいなりになって違法行為に手を染めていた
のか、なぜ会社に「No!!」いえないのか?


それは生活の基盤となる仕事=収入を100%会社に依存しているからです。


会社のやっていることに意見して、解雇でもされたら路頭に迷ってしまうという
恐怖が就職した人には絶えず付きまとっているわけです。


リストラにおびえる中年サラリーマンも似たようなものでしょう。いずれにせよ、


自分の雇用、給与、人生といったすべてを会社に依存してしまっているわけです。


こうなると社会正義だ、法律だなんだということは関係なく、自分が生きていくため
には会社のいうことには絶対服従、上司のいうことには必ず「YES」という状況に
なってしまいます。


サラリーマンは現代の奴隷と揶揄されることがありますが、その核心部分はまさに
この部分で「人生の決定権を会社に握られているこということ」でしょう。


今回の偽装事件の主役となったミートホープは北海道の会社ですが北海道は
雇用の情勢が厳しいといいます。地方はどこも同じようなものですけど。


今、勤めている会社を追い出されたら再就職、あるいは他の会社に転職できる
自信がないということになると従業員は奴隷に成り下がってしまうわけです。


一部の就職活動を終えた学生は有名企業に内定をもらっただけで有頂天になって
いるわけですが、会社に雇われるということがどういうことかを今一度じっくり考えて
みるのもいいでしょう。


親から独立といっても実際は養われている対象が会社に変わっただけという事実
があり、会社に雇用されている以上は真の経済的な自由というのもないわけです。


真の独立した社会人になるためには、自分の力でお金を稼げることが不可欠です。


何も起業しろというわけでもなくて、転職や解雇せざるを得ない状況になっても
すぐに複数の企業からスカウトされるような市場価値の高い人間になれということ
です。


会社ではなく、自分の知識とスキルこそが稼ぎの源泉であれば、ひとつの会社に
留まらざるを得ないという奴隷意識からも解放されるということです。


あなたの人生の主人はあなたでなければいけないわけです。

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